冨研工業の住みかは田舎の山を削って出来た新興住宅地である。団地の中には中学校もある田舎にしては大きめの団地である。その団地の中でも冨研工業の住みかは坂を下った一番下のブロックに位 置する。 事件が起こったのは、休みの前日の晩のことだった。 ひとっぷろ浴びた冨研工業はいつものように酒を飲もうと一升瓶を探した。 ”ああ、夕べ全部飲んじゃったんだ・・・” 飲みきったことを忘れている、これだから飲んべえは困る・・・(^^; ビールあったかな?冷蔵庫の中にはビールどころか食べ物もあまり入っていない。(注1)稼ぎ悪いしなぁ・・・(注2)自己嫌悪である。 しかし、明日は休み。今夜はリラックスタイムを満喫しよう!子供もカミさんも寝たしね、(^^) 団地の中央、丁度山のてっぺんには酒屋がある。よし、一丁歩くか!今夜は風が冷たくて気持ちよさそうだ、(^^) 愛用の便所つっかけ(注3)を引っかけ出発。 片道約5分は歩く。登りはえらいぞ、 ♪♪ なんだ坂こんな坂なんだ坂こんな坂 ♪♪ らんらんの着ぐるみよかったぞ、(^^; (注4) 無事到着。ビールも選びお金を入れようとすると・・・ ?・・・あれ?・・・(?_?) お金を入れるところにガムテープが。しかも気がつくと電気がついていない。隣は?あれ、こっちもだ。(自販機は2台ある) あれれれれ?(?_?) おや、こんな所に張り紙が。 ”長い間ご愛顧いただきました酒気類の自動販売を〜(中略) 未成年者の飲酒防止のため自動販売機の販売を中止し対面 販売のみにすることしました。 (中略)〜ご理解、ご協力をお願いします。いままで、ありがとうございました” ヒュルリラ〜 (@_@) タラリラ〜 買えもしない自動販売機の前でどれにしようか真剣に悩んだ俺って一体・・・・・
あ゛ーーーーーー (▼▼)"凸 " 帰り道、この無念を世界に報じなくてはとこの原稿のアイディアを練る冨研工業33歳(注5)であった。 地域住人として、未成年者の飲酒防止のため自動販売機の販売を中止し対面 販売のみにすることは大賛成です・・・・・ホントに賛成ですよ・・・・・ -完- (注1)マヨネーズとかドレッシングとか座薬とかそんなんしかなかった
(注4)昔ポンキッキーズでらんらんとアムロが着ぐるみを着て歌って踊っていた。 編集後記 帰り道ちょっと汗ばんでしまった。
団地の中の中学生諸君!君たちがビールを買うからオジサンにまで被害が及んだよ!(決めつけてはいけないが・・・) |
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